Map・History

入水鍾乳洞内地図と歴史

入水鍾乳洞全体図

入水鍾乳洞は全長約900m

入水鍾乳洞は全長約900mあり、Aコース150m、Bコース600m、Cコース900mと区間を分けお客様にご入洞いただいています。入口出口は一つで各区間一定の距離まで進んでいただきましたら引き返していただく鍾乳洞ですので、上記の距離を倍歩いていただきます。実際に洞内を歩いていただく距離は、Aコース300m、Bコース1,200m、Cコース1,800mとなります。各コース特徴がありますので、以下を確認ください。

Aコースは、一般的な観光洞であり特別な準備などは必要ありません。

Bコース、鍾乳洞の中を流れる水の中を進みます。ヘッドライトや濡れてしまうので替えの衣類、履物が必要です。

Cコースは、入水鍾乳洞の公開部分を全て見て体験していただきます。要予約制であり案内人が付きます。

※施設都合によりCコースの予約受付を中止とさせていただいております。

入水鍾乳洞の歴史

国指定天然記念物

入水鍾乳洞

 【所在地】

  田村市滝根町菅谷字仙台平 外

 【指定年月日】

  昭和九年十二月二十八日

 【由来.歴史など】

●「三山(仙台平・中平・駒ヶ鼻)の大地の地底は、篭(洞窟)になっている。」という、古老の言い伝えのもとに、地元の人々の探索によって昭和二年(一九二七)に発見され、発見当初は「滝根不動洞」と称されていました。滝根カルスト台地の東側を流れる早稲川の水が、台地の下に伏流し、結晶質石灰岩を溶かしてできた洞窟の全長は、約九四八メートルです。洞内には奇形の鍾乳石が無数に懸垂し、最も大きなもので直径が一メートルにも及び、不動滝、地蔵洞、雛壇、ライオン岩などの名所があります。

田村市教育委員会

入水鍾乳洞とあぶくま洞の歴史

敬称略】

1927年8月25日>入水鍾乳洞発見(旧名:滝根不動洞)蒲生明、佐藤留男、鈴木菊意 

1929年8月26日>入水鍾乳洞第2 洞探検鈴木菊意、蒲生明、鈴木広仲、渡辺賢司 

1934年12月28日>文部省指定天然記念物となる。名称も入水鍾乳洞となる。 

1965年>入水鍾乳洞第1 洞平面図・縦断面図作成三本杉巳代治

1968年7月>鬼穴平面図専修大学探検会

1968年9月>入水鍾乳洞第1洞~第3洞最奥部まで及び左洞平面図作成日本大学探検部

1969年9月>石灰石採石中にあぶくま洞発見(旧名:釜山鍾乳洞)柳沼伝二郎、先崎三郎 

1970年3月2日>あぶくま洞洞口から60m地点の狭小部を掘削し奥部発見日本大学探検部

1970年3月21日>滝根御殿・南西支洞(現入口)発見。あぶくま洞下層平面図作成日本大学探検部

1970年8月>あぶくま洞平面図・縦断面図作成洞くつ団研グループ

1970年8月>あぶくま洞月の世界発見滝根町役場 先崎定美 

1973年11月24日>あぶくま洞東本洞発見(旧名:大滝根洞右洞・左洞)Japan Cavers ClubⅡ(以下JCCⅡ)

 1974年4月28日~1975年5月5日>あぶくま洞東本洞及び奥本洞平面図作成

 1976年2月10日>あぶくま洞東本洞-あぶくま洞狭小部突破2洞連結JCCⅡ 

1977年4月14日>鬼穴-あぶくま洞東本洞深さ51mの縦穴で連結JCCⅡ 

1994年7月27日>入水鍾乳洞左洞・山溝プール突破。20m延長JCCⅡ・秘境研究会 

1995年6月25日>あぶくま洞東本洞大多鬼丸ホールに高さ日本一の45mのフローストン発見・あぶくま洞環境保護調査団 

1995年6月26日>あぶくま洞本洞に高さ日本第2位40mのフローストン発見・あぶくま洞環境保護調査

入水鍾乳洞周辺地図

●星の村ふれあい館レストラン

・営業時間11:0~14:30